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技術系 職種紹介


研究開発

研究開発本部とは、いくつかの部署に分かれ、それぞれ違った内容の業務をしているめずらしい部門になります。
それぞれの部署では普段、下記のミッションを考えながら業務を遂行しています。

■様々なシミュレーション技術開発
■スポーツやハイブリッド事業部の先行開発・差別化技術の開発
■最先端の技術を活用した高度な分析
■研究開発本部の事業管理、新事業に繋がる新規分野の研究開発

タイヤセンシング・ ソリューション開発

■仕事内容

①センシングコア開発
タイヤの回転挙動から路面のすべりやすさや摩耗の度合い・荷重を検知するセンシングコア技術開発です。
センサレスでタイヤをセンサに変え、色々な検出技術を開発しています。

②ソリューション技術開発
タイヤの空気圧や温度、摩耗状態を把握し、メンテナンスなど、タイヤユーザーに安心安全を提供するとともに、困りごと解決や作業効率化をデジタル技術で実現する開発を行っています。

③情報解析
市場からのさまざまなビックデータを解析し、データを新しい価値へ変える開発を行っています。

材料開発

■仕事内容

・新材料の開発
自社のラボで合成したり、他社と協業して新材料を作ったり、他の業界で使われている材料を探したりして、今までにない材料を評価して、タイヤ性能が向上するかを評価します。

・新配合の開発
様々な材料を組み合わせた配合物にすることで、タイヤ性能に必要な物性を発現するように調整します。

・スマートタイヤコンセプトの具現化
性能持続技術、アクティブトレッド、LCA(Life Cycle Assessment:製品のライフサイクル全体における環境負荷を定量的に評価する手法)のコンセプトを実現するような、今までにない発想の材料を創出するような研究をしています。大学、研究機関との共同研究により研究開発を促進させる取り組みも行っています。

タイヤ技術

■仕事内容

仕事内容としては、大きく分けると「新商品を作る」こと「将来の技術を作る」ことがあります。
新商品を作ることをライン開発と呼んでいます。
ライン開発は、お客様が望む性能を満足するタイヤの仕様を決めるため、日々タイヤの設計や評価を行っています。
当社では、入社して1~2年目は、ライン開発で開発の基礎を学んでもらいます。
将来の技術を作ることを先行技術開発と呼んでいます。
5年後、10年後に必要になる技術を他社よりも先に確立するために日々研究開発を行います。
刻々と変わる世の中の様々なニーズに合わせた新技術開発に取り組んでいます。

生産技術

■ミッション

生産技術の使命の1つ目は、設計部門から製造現場に新技術を導入することです。目的・目標・仕様・開発の背景を把握し、お客様のニーズに適合する製品を生産するための工程設計を行います。
2つ目は、製造現場の生産性向上のために、技術的な指標を用いて工場の中の技術を設計部門に伝えていくことです。

■仕事内容

生産技術の仕事は大きく3種類あります。量産品の品質管理を行いながら、同じものをつくるための管理基準をつくる「工程管理」、様々な条件下で、製品に求められる性能が変わったときに工程をつくり上げる「工程変更」、設計等の技術部門と連携し、新しいタイヤのつくり方の開発を行う「工程開発」があります。

■やりがい

生産技術の仕事は、原材料から最終製品になるまでの一連の流れに責任を持つことができます。また、自分が考えた工程が、製品という形で世に出てお客様に喜んでもらえることがやりがいです。

設備技術

■ミッション

設備技術は、工場全体がより良いアウトプットを出せるように設備・装置・仕組みをつくることが使命です。お客様のところによりよい品質で・素早く・安く届けるために設備の導入・改善・維持管理を行います。

■仕事内容

設備技術は、製品を作るために必要な設備を計画・開発し導入します。合理化・省人化・省エネといった既存設備の改善も行います。さらに、導入した設備は長期にわたって使用するため、保守計画策定と実行も行います。

■やりがい

設備技術においては、社内外の多くの人と関わりながら、設備投資予算を使いスケールの大きい仕事ができ、自分の考えた機械・装置を形にすることができます。

技術サービス

■仕事内容

お客様がどの様な物を望まれているかだけではなく、今後どの様な物を望んでいくのか、必要になるのかを調べ解析しています。
その為にお客様へのインタビューだけではなく、実際に使われているタイヤの状態や使われ方、使い終わったタイヤの状態を調べ解析しています。
また、自動車業界の動向や法規制の動きも合わせて、これから必要とされ満足していただけるタイヤは何かを導き出しています。
商品販売時には商品の特徴を分かり易く伝えています。

スポーツ事業

■仕事内容

主に2つに大別され、商品開発に携わる部署と製造に携わる部署があります。

・商品開発に携わる、商品開発部
商材ごとにゴルフクラブ、ゴルフボール、ゴルフアクセサリー(バッグ、グローブなど)、ラケットスポーツ製品(テニスラケット、テニスボールの他、バドミントン、スカッシュ、パデル等)の開発を行っています。
商品開発と一言で云っても、リサーチ、デザイン、エンジニアリング、テスト(実験・評価)等々、様々な仕事を行っています。
また、商品開発につながる、材料や構造の基礎技術開発を、昨今ではスーパーコンピューターも活用したシミュレーションも駆使しながら行っています。

・工場で高品質な製品を製造する、生産技術や機械工務等のお仕事
当社はゴルフクラブ、ゴルフボール、テニスボールを自社工場で製造しております。
ゴルフクラブの工場は宮崎県都城市の(株)ダンロップゴルフクラブ、ゴルフボールは兵庫県丹波市とインドネシア、テニスボールはタイとフィリピンに工場があります。

産業品事業

■仕事内容

多様な製品を扱う産業品事業。各製品別に、一気通貫で「創る」「作る」「売る」体制を整えています。
市場の動きを営業が掴み、技術が製品へ反映、製造と一緒に製品を作り上げていきます。
営業力・品質・納期、お客様のニーズに合わせて、ソリューションを提供できるように、チーム一丸となって、仕事に取り組んでいます。

■やりがい

産業品事業の特徴は、世の中のあらゆるフィールドへ独自のテクノロジーで貢献できることです。
製品により、要求されるゴムの性能、デザインはまったく異なります。
2mを超える巨大なインフラ製品から、直径3mmという極小サイズの医療用ゴム製品まで。
これまでに培われたゴム技術をベースに、安全に暮らせる豊かな社会のため、新しい価値を見出すことへ挑戦することができます。
そして、少数精鋭の産業品事業部。若手のうちから活躍できる環境が整っています。


事務系 職種紹介

営業部門

■仕事内容

私たち営業の仕事は、タイヤを取り扱いいただく販売店様やカーメーカー様への営業活動の他、マーケティングや、商品開発、ソリューションビジネスの提案などがあります。
市場でダンロップやファルケンブランドのタイヤの扱いを増やすことはもちろん、お客様の声を聞いて、新たな商品の開発や新たなビジネスの提案を考えることも大きな仕事の一つです。

管理部門

■職種

経理/購買/広報/法務/人事/海外事業管理

■仕事内容(一例)

・経理…財政状態や経営成績を、内外の関係者へ説明する役割。会社の重要な意思決定をするための判断材料をわかりやすく伝えることが求められます。

・購買…原材料や工場の設備など、会社が必要とするモノを購入しています。世界的な市場動向に注視し、最適な調達をすることを求められます。

・人事…採用・研修・評価・その他人事制度の運用などを行い、働く人が安心して働けるようにするのが役割。一人一人に寄り添った対応が求められます。

■やりがい

管理部門のやりがいは、「会社の根幹に携わっているため経営に近い視点で仕事ができる」という点にあります。
例えば、経理では企業活動に必要なお金に関る仕事に携わることができますし、人事では会社の根幹である人に関る仕事に携わることができるなど、自分の業務が会社の経営の一部を担っているというやりがいを感じることができます。
また、住友ゴムでは社員は役員と同じフロアで働いており、より経営に近い話をすることができるというのも当社の管理部門で働く魅力の一つです。

 ■工場人事

 ■海外事業管理

 ■購買

SCM部門

■職種

需給管理/生産計画/物流

■仕事内容

サプライチェーンマネジメントの仕事は「需給管理」「生産計画立案」「物流」の3つから成り立ちます。
主な業務としては、グループ全体のタイヤ類製品の需給と生産に関して、全社拠点別の需給計画の立案と調整を行い、生産アローケーションの立案と生産予算編成に携わっています。
また、タイヤの物流関連業務に携わり、国内及び輸出物流業務において、タイヤの保管や輸送管理を行い、安全かつ安心な製品を世界中のお客さまに届ける仕事をしています。
*注:生産アロケーション・・・製品の生産・配置を行うこと。

 ■物流